マウメレ フローレス島

インフォメーション

マウメレ（Maumere）、インドネシア、東ヌサ・トゥンガラ州、フローレス島の島最大の町。島の東北海岸に位置し、県庁所在地はシッカ県。港は町の北西の地域にある。リスト教（カトリック）が盛んな土地柄で2005年の調べて総人口27万人のうち26万人がキリスト教徒でだった。サン‐ジョゼフ教会に大聖堂がある。

観光はダイビング、シュノーケリング。大型のイルカが多く棲息する。1992年12月12日マグニチュード7.5を記録する地震が起こり、マウメレで2,000人が死亡する被害を受けた。

行政区画	東ヌサトゥンガラ州 シッカ県
中核都市	マウメレ Maumere
空港	マウメレ空港 Bandar Udara Frans Seda, Maumere
マウメレ空港乗入れ航空会社	JT：ライオン航空　8B：トランスヌサ航空　IN：ナムエアー航空
マウメレ空港を結ぶ他空港	◆西ヌサトゥンガラ地区◆ [ デンパサール(バリ) JT] ◆東ヌサトゥンガラ地区◆ [ クパン 8B] [ ワインガプ IN]
マウメレ空港から主な地域への距離 約	マウメレ市街：4km　クリムトゥ山：106km　ビコン ブレウット博物館：13ｋｍ　ララントゥカ：140km　エンデ：148km　バジャワ：253km　ラブハンバジョ：519km
web site	http://www.sikkakab.go.id/　[シッカ県]
時差	日本より1時間遅い
面積 東ヌサトゥンガラ州	48,718k㎡（北海道の62%くらい）
面積 シッカ県	1,731k㎡（香川県より一回り小さい）
人口 東ヌサトゥンガラ州	546万人（兵庫県くらい）
人口 シッカ県	31.7万人（沖縄県那覇市くらい）
宗教 シッカ県	カトリック89.84%・プロテスタント0.95%・イスラム9.11%・ヒンドゥー0.08%・仏教0.02%
町のイメージ	外部の動画サイトによる町のイメージ

【マウメレ 観光地、史跡、郷土料理、著名人】

【クリムトゥ山 Gunung Kelimutu】

3色の火口湖を持つクリムトゥ山。西側には深緑色のTiwu Ata Mbupu（以前は緑色、老人の霊の行く湖）、東側には青緑色のTiwu Nuwa Muri Koo Fai（若い男女の霊の行く湖）、黒色のTiwu Ata Polo（罪人の霊の行く湖）が並んでおり、東側の2つの湖では水中の噴気孔によって湧昇が起こっているとみられる。湖の色は時折変化する。美しい湖は人気の観光地だけでなく、地質学者の関心を集めている。火口湖では有史以来小規模な水蒸気爆発が起きている。火山ガスの活動に誘発されて湖水中の鉱物に化学反応が起こる事により色が変化するという[動画サイトの様子]

【ビコン ブレウット博物館 Museumu Bikon Blewut】

19世紀に造られたこの博物館は世界で最も重要な博物館の一つと言われる。世界で有数の人間骨格化石を保有している。他に巨大な象や紀元前30万年に生きたという小さな人間の化石、先史時代の遺物オランダ東インド時代の陶器や貨幣、フローレスや東ヌサテンガラの音楽・舞踊に関する楽器や伝統的な織物などがある。マウメレ市内より約10km。

【シッカ村 Desa Sikka】

マウメレから1時間程に位置し、イカットが有名な地でもある。シッカ村イカットは人物柄が特徴。村にはフローレス島で最も古い教会(1899年建立)が有り、村のシンボル的存在。その昔はシッカ王国が繁栄しており、その名残の伝統家屋が当時の建築技術が今でも残る。[動画サイトの様子]

【マウメレのロブスター Lopbster Maumere】

マウメレの特別料理・名物とまではいかないでしょうが、人気なのがロブスター料理。他方から訪れるインドネシア人も滞在中に1度は大抵食べるほどの人気。皆味を絶賛する。機会がある方は是非どうぞ。

【フランシス ザビエル セダ Franciscus Xaverius Seda】

フランス セダの名で呼ばれる(1926-2009)マウメレ出身。インドネシア独立闘争時においてはKRIS(インドネシア スラウェシ国民復興軍)として活動。インドネシア陸軍大隊・スラバヤに於けるインドネシア青年会長・スラバヤ青年議会委員・ジョグジャカルタカトリック議会・オランダのインドネシア留学生協会等の活動履歴を持ち、政治家・大臣・教会指導者・政治評論家の経験を持つインドネシアの実業家。[動画サイトの様子]

【日本とマウメレ Jepang dan Maumere】

大東亜戦争時日本軍はフローレス島に上陸。マウメレのブキットブンガットに要塞として使われた洞窟が今も残る。12ヶ所あったが、今では1つだけが残っている。