メダン

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メダン(Kota Medan)は、インドネシア・スマトラ島東北部に位置する都市で、北スマトラ州の州都である。スマトラ島最大の都市、人口規模からでは、ジャカルタ(首都)、スラバヤ(東ジャワ)、バンドゥン(西ジャワ)に次ぐ、インドネシア第4の都市。メダンは元々マレー人の小村で都市としての歴史は比較的浅い。発展し始めたのは19世紀後半。

オランダ領東インド時代、植民地宗主国オランダをはじめとするヨーロッパ系の民間資本が、東スマトラ一帯でタバコ、ゴム、茶などのプランテーション農園を開発。メダンはそれらの商品作物の中心的集荷地となり各種企業や政府機関も進出してスマトラ島東北部中心地として発展。

又、プランテーションで大規模な労働需要が発生した為、域外から多数の華人・ジャワ人の移民労働者が東スマトラに移入した。その結果、現在でも都市の人口構成においては華人・ジャワ人の割合は高い。ニアス島へはメダンが国内線のゲートウェイとなる。

行政区画 北スマトラ州 州都 メダン市 千葉県市川市と姉妹都市
中核都市 メダン Medan
空港 メダン空港 Bandar Udara Internasional Kuala Namu
メダン空港乗入れ航空会社 GA:ガルーダインドネシア航空 SJ:スリウィジャヤ航空 JT:ライオン航空 IN:ナムエアー QG:シティリンク航空 ID:バティック航空
メダン空港を結ぶ他空港 ◆スマトラ地区◆
[グヌンシトリ(ニアス島) GA JT] [シボルガ GA JT] [シメルウ JT] [ バタム GA JT SJ IN QG] [ パダン JT SJ] [ パレンバン GA] [バンダアチェ GA JT] [プカンバル JT SJ] [ムラボ JT] [ロクスマウェ GA JT] 
◆ジャワ地区◆
[ ジャカルタ GA JT SJ QG ID] [ ジャカルタハリム QG ID] [バンドゥン QG]
メダン空港から主な地域への距離 約 マイムーン宮殿:33km ムスジッドラヤ、メダン市街:37km ブラスタギ:92km ブキットラワン:134km サモシール島:250km シボロンボロン(シランギット):234km
web site http://www.kotamedan.com [メダン市]
http://www.sumutprov.go.id/ [北スマトラ州]
時差 日本より2時間遅い
面積 北スマトラ州州 72,981k㎡(北海道の93%くらい)
面積 メダン市 265.1k㎡(福島県伊達市くらい)
人口 北スマトラ州 1,490万人(東京都の1.07倍くらい)
人口メダン市 226万人(新潟県くらい)
宗教 メダン市 イスラム59.68%・プロテスタント21.16%・仏教9.9%・カトリック7.1%・ヒンドゥー2.15%・儒教0.01%
町のイメージ 外部の動画サイトによる町のイメージ

観光地、史跡、郷土料理、著名人

【ムスジッド ラヤ Mesjid Raya】

メダン中心部にそびえ立つ大モスク。1906年当時のスルタン マクムン アルラシッによって建てられた。デザインはモロッコ様式で内装が美しい。地下にはマイムーン王宮への通路もあるという。入場時、女性はチャドルを頭に覆い、男性はショーツ姿の場合はサロンを腰に巻く。[動画サイトの様子]

【マイムーン王宮 Istana Maimoon】

1888年スルタン マクムン アルラシッによって建てられた。建物の外観は白壁と王朝を象徴する黄色の緑飾りで彩られている。内部も公開、王座や寝具等スルタンが愛用した家具と当時の写真や油絵などが見られる。この王宮にはスルタン一族が住んでいる。[動画サイトの様子]

【ブキット バリサン博物館 Meseum Bukit Barisan】

広範囲にわたる武器のコレクションと、大東亜戦争、インドネシ独立戦争、スマトラ革命に関する展示が見られる。トバ湖周辺を出身とする高級軍人バタッ人が多いのでこの地に建っているとの話も。以前は熱帯蝶の博物館であった。

【ブラスタギ Berastagi】

ブラスタギはメダン郊外70Km程の南、海抜1,400mの高原リゾート。オランダ統治時代にメダンの暑さから逃れる為に避暑地として開発。今もコロニアル調の建物が残る街並みに独特の風情があり、周辺のシバヤッ山・シナブン山へのトレッキングやバタッ カロ人の伝統村等も見られる。トバ湖へ行く中継ポイントでもある。[動画サイトの様子]

【トバ湖 Danau Toba】

7万5000年前の火山噴火により形成された、長さ100キロメートル、幅30キロメートル、最深部は450メートル以上という東南アジア最大の湖。その美しい自然風景とともにぜひ見ておきたいのが、湖の中にあるサモシール島に暮らすバタックの人々の生活文化。屋根の両側がボートのようにカーブした独特の家屋は、スマトラ島のみに見られる伝統様式。[動画サイトの様子]

【ブキット ラワン Bukit Lawang】

ブキットラワン(Bukit Lawang)はメダンの北西約90kmに位置し、自然保護区。ジャングルでは野生のオランウータンを見るツアーも行われている。小舟で川を渡ったり、洞窟探索があったりと、ちょっとしたジャングル探検気分が味わえる。[動画サイトの様子]

【イカン アシン(塩漬け魚の干物) ikan asin】

メダンの名物はイカンアシンが有名で、種類は多種あり、特に人気が「ちりめんじゃこ」だ。ちりめんじゃこは天ぷら・さつま揚げ・ナシゴレンなどの具や調味料として便利に使われる。その他メダンではケーキも名産。メダン産のドゥリアンはインドネシア国内においても一種のブランドになっており、「ドゥリアン苦手だけど、メダン産は食べれる」という人もいる。[動画サイトの様子]

【パティンプス Patimpus Sembiring Pelawi】

パティンプスはメダン・北スマトラの創始者。メダン市は同市の設立日を1590年7月1日と定めており、これはカロ語の古文書に出てくるカロの指導者パティンプスが、この地を切り開きメダンと名付けたとされる事に由来している。[動画サイトの様子]

【日本とメダン Jepang dan Medan】

大東亜戦争中にはここメダンに近衛師団の歩兵三連隊の司令部が置かれていた。マイムーン王宮は戦後時中、旧日本軍の政府庁舎として使用されていた。(写真:日本人墓地)

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